2009年06月29日

マグプル翻訳日記Vol.4

ふと今まで書いてきた翻訳日記の内容を、ヤフーのページ翻訳サイトを使って日本語→英語に再翻訳してみたんですね。
まぁ自動翻訳機の性能なんて高が知れてますから、どの位意味が通じるのかなぁ程度に見てたんですね。
すると、時たま見慣れない言葉が。

"tiger screw"

・・・・はて?虎とネジ?そんな単語使ったっけ?
虎・・・?トラ・・・・ネジ・・・・・ネジ=ビス・・・・・・・っ!!!!!!!!!!!!

トラビス!!!!

まさかこの様な解釈をされているとは思いもよりませんでしたwww


では今回からチャプター「Battle Zeroing the Carbine」に入って行きたいと思います。
だんだん本格的なトレーニングになってきて、チャプター一つが長くなってきました。
なので今回は2~3回に分けて進めたいと思います。
同時に今回からタイムコードを随所に入れてありますので、映像とあわせてご覧になる方は参考にして下さい。
では、行きましょう。
"Keep your heads up! We're just started yet!"

「Battle Zeroing the Carbine」(カービン銃の照準調整方法)
*****************************************************

(0:09:27)
さて、これがタミーの考えるプローンの姿勢だ。
この状態で彼女が射撃を行った場合、肩のこの部分に全ての反動が掛かってしまう。
そして肩を支えるものが何も無い状態だ。分かるかな?
じゃぁどうすればいいかと言うと、身体の中心を銃の後ろに持ってくればいい。
頭からつま先まで、銃のリコイルが真っ直ぐ身体を突き抜けるような姿勢を取ればいいんだ。

さぁ、今言われてタミーが直した姿勢を見てみると、肩の後ろに身体の中心がちゃんときている。
ここから更に姿勢を直していくと、
―足を少し開いてもらえるかな。―
―そしてお互いの足を外に向けて。―
これは何がしたいのかと言うと、踵を出来るだけ下げた状態にしているんだ。
あえて地面から浮かせておく理由も無いし、この様に踵が上がっているとフラフラしてその動きが銃にまで伝わってしまうからだ。
身体を地面に固定して動かさないようにする事で、狙う事に集中してトリガーを引く事が出来るんだ。
姿勢を確実に作ってしまう事で、照準やトリガーコントロールに集中して欲しいんだ。

実際に僕がやってみよう。
伏せて銃を構えたら、踵を下げる!
もしかすると身体がそこまで柔らかくない人もいるかもしれない。
踵を下げたつもりが下がりきっていなくても、恐らくそれがその人の限界だ。
だからインストラクターも無理に押さえつけたりする事もしない。手を放せばどうせ起き上がってくるんだから。
ただ、なるべく出来るだけ低い姿勢をとるよう心がけて欲しい。

"トリガーコントロールと関連事項"
(0:11:13)
安全装置をこの位置にすることで、銃はいつでも発射できる状態になる。
的の前に立ち射撃姿勢が取れたら、人差し指をトリガーに掛ける。
銃によってはトリガーに引きしろがあると思うが、その引きしろがなくなるまで引け。
いいか?
そして指の腹でゆっくりと力を入れて後ろに押すんだ、すると弾が発射される。
見て欲しいのは、僕はまだトリガーから指を放していない。
銃が次弾を装てんする。
この時点で射撃を継続する場合は、トリガーをリセットする。
もし一息付いたり休憩したり、何らかの理由で射撃をしないのであれば、トリガーから指を放しトリガーガード外に指を置いておく事。
いかなる時でも、一息つく時間があって一定期間射撃を行なわないのであれば、安全装置を掛けるようにして欲しい。
また射撃が必要になったら、安全装置を解除してトリガーに指を掛け、ゆっくりと指を引く。

(0:12:04)
各人、今から銃を構えて身体をしっかり固定できるプローンの姿勢を取れ。
銃と身体の線がしっかりと並んでいるか気をつけろ。
さらに足を真っ直ぐ伸ばしてしっかり地面にくっつけるんだ。

出来るだけマガジンは地面に付けないようにしろ。銃の作動に支障をきたすかも知れないからだ。
もしマガジンにこの方向の力を加えていると、つまり地面に付けた状態で前向きに押さえ込むとマガジンにはこっちの方向に力がかかる


そうなると銃の作動に支障をきたしやすい。
だからその為マガジンは地面から親指一つ分放しておいて欲しい。

装備も問題になってくるぞ。
もし地面に伏せた状態で使い辛いと思うなら、そこに付けるな。
例え伏せた状態であっても、装備は使いやすく信用できなければいけないんだ。
だから今がいい機会だ。
伏せ撃ちをしたことによってマガジンが壊れてしまってたら、もうそのマガジンはポイして新しいの買いに行くしかないね。

―よしタミー、姿勢がおかしいから修正していくぞ。―
―とりあえず銃から手を放して。―
―ストックを一つ分縮めるぞ。―
―さぁ、身体を真っ直ぐにするんだ。銃は持たなくていい、今は無いと思って―
―上出来だ。―

もしストックの位置が気になるなら、アイアンサイトで狙う場合チャージングハンドルに鼻を出来るだけ近づける位置に持ってくるんだ。
鼻の位置がとてもいい参考になるぞ。

さて、この状態を作ったらやっておきたいのが、ターゲットに照準を合わせたら目を閉じて、開けてみるんだ。
その時、元の姿勢が保てているかどうか確認して欲しい。
もし目を閉じて照準がズレれいたら、姿勢を一から作り直して欲しい。
何故なら銃を構えるのに筋肉の力で抑え込んで欲しくないからだ。
銃はその位置にあって、力を入れるのは人差し指のみであって欲しいからだ。

(0:13:49)
皆に基準を抑えておいて欲しいので、まず初めにアイアンサイトを使う。
これが出来ていると素晴らしいのは、後々どんな種類のダットサイトを使った時でも照準が合わせやすくなるんだ。
だからまず初めにアイアンサイトの照準を調整する。
実際にターゲットに撃ち込んでどこに当たったかを見て調整するんだ。
狙った場所が、弾の着弾場所になっていなければならないぞ。

―君の照準がここなら、身体全体を中心にずらすんだ―

これが出来たらダットサイトを使い、アイアンサイト越しにダットをフロントポストに合わせるんだ。
アイアンサイトでの照準が合ってる事は既に分かっているので、これにダットを合わせてやる事でダットサイトの調整がはるかにラクに出来る。

誰か"Respiratory pause"(呼吸休止)の意味がわかるか?
呼吸をグラフで見た場合・・・・息を吐いて、全て吐き切ったところで、6~8秒程息を止められるハズだ。
息が苦しくなってこっ、こっ、呼吸をする、酸素を吸い始めたくなるその6~8秒間を"Respiratory pause"(レスプラトリー ポーズ)と言う。
その6~8秒間が引き金を引くのにベストのタイミングだ。

引き金は指の腹を使って後ろに押す様に心がけるんだ。
もしそれをおろそかにし始めて引っ張ったり絞ったりすると、違った結果がターゲットに現れる事になるぞ。


****************************************************
続きへ~


はい、照準の合せ方についてのレッスンに入ってきましたね。
ここではまだ大雑把にしか説明されてませんが、この後、実際に生徒たちに射撃させつつ、詳しい説明を行なっています。
次回はそこを訳していきますよ~。
最後に、毎回好例のやっしーによる解説です。

踵を地面になるべくつけるのには、こんな理由もあったんですね。
しかし身体の柔らかさは個人差がありますから、無理やり踵を踏みつけられて下げさせられる事も無い訳ですね。
全国の某所でテッパチの淵で地面を削られている皆様も一度、「俺は身体が硬いから無理なんだよ!」と反抗してみてはいかがでしょうか^^
責任は持ちません。

銃を構える時は押さえ込むのではなく、構えた時に自然にその位置に来るようにし、意識を向けるのはトリガーコントロールだけ。
これはもちろんプローンの姿勢の話しでありますが、スタンディング時であっても銃を構える時に不必要な力を入れないことは重要ですね。

トリガーに関しては、「指でトリガーを押す様にしろ」的に言ってます。
指先で「引く」意識ではなく、指の腹で「押す」事を意識してみましょう。

マガジンを地面から放す必要性については、もう少し詳しく説明すると、
マガジンの底を地面に着けた状態で銃を前に押しやってしまうと、テコの原理でマガジンの前部が下がり、後部は持ち上がりますよね?
するとどうなるか。

大雑把ですが、これは通常のマガジンが装てんされた状態です。


通常ならばこの様に弾丸はボルトに押され、フィーディングランプを滑る様に持ち上げられ、チャンバー内に送られます。


大げさではありますが、マガジンの前部が垂れ下がってしまうと、フィーディングランプとの角度が急になり過ぎ、ボルトが止まってしまうか、もしくは勢いが殺されて閉鎖不良を招くかもしれません。
なので、これは地面に押し付けるだけではなく、マガジンを握って射撃する場合にも同じ事が言えますね。
マガジンを握った腕を身体に引き付けてしまうと、同じ事が起こる可能性は十分にあります。

伏せたことでポーチ内に突っ込んだマガジンに泥が入った、押し潰れちゃった、なんて事になれば、その装備は意味を成してるとは言えない。とタイガースクリューさんは言ってる訳ですw
CQBでは大いに役立つBHIのSERPA等に代表されるレッグホルスターですが、伏せたりする事が多い屋外で使う事は全く持ってオススメできません。
これを理解できていない本職の方も居るには居るので、要注意ですw

レスプラトリー ポーズですが、人は呼吸すると胸が膨らんだりしぼんだりしますので、息をしながらの射撃は当然命中率に影響します。
なので息を吸い、吐き切ったところで止める。苦しくなって肺が空気を吸い込むまでの6~8秒間がもっとも射撃するのに良いタイミングな訳ですね。
注意したいのは、レスプラトリー ポーズは水中で息を止めるのとは違い、吐いたら止める。しかも顔が真っ赤になるまで止めるのでは無い。と言うことです。



あぁ、内容が濃くなって行く度に解説も長くなってくる・・・・・
もしかすると、明日はおやすみさせて頂くかもしれません。
また次回!
"See you next time!"





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この記事へのコメント
とてもわかりやすい翻訳と解説でとても参考になります。
この翻訳を参考に字幕入れてみますね。(^^)
Posted by dimeyasu at 2009年07月01日 15:12
dimeyasuさん>
お役に立てて光栄です^^
しかし、当たり前の事ですが、
DVDに字幕を入れると言う事は映像を何らかの形で編集、複製した事とみなされる場合がありますし、翻訳内容及び映像を処理された事に関して何か問題があったとしても私自身は一切の責任を負いかねます。
その点だけは少々しつこいでしょうがご理解頂けます様お願い致します。

今後とも翻訳日記を楽しんで頂ければ幸いです。
Posted by やっしー at 2009年07月01日 20:08
>>やっしーさん
了解しました。迂闊な行動は気おつけます。
にしても・・・
自分も体が硬いのかプローン時に踵がなかなか下がりませんでした。
やっぱり全身の柔軟体操が効果的なんですかね~?
次回の解説も楽しみにしてます。
Posted by dimeyasu at 2009年07月02日 21:43
dimeyasuさん>
いえいえ、私も一ユーザーですので、メーカー側から何を言われるかは解りませんので。

身体の柔軟は、そこそこ重要になってきます。
物陰から上半身だけを傾けるリーンポジションというものがあるのはご存知かと思いますが、実は出来そうで出来ない場合が多いんです。
銃を構えている側は出来るけれど、反対側になると身体が硬くて曲がらない、曲がってもヘンに反れている・・・なんて事が良くあります。
その他にも、本格的なCQBトレーニングでは
「足首を地面に付けておかないと危険な場合が多々ある。」と教えています。
具体的どのようなシチュエーションかは述べられないのですが、このDVDでもコスタ氏をよーく見ていれば足首をまげて踵まで地面にしっかり付けているのが解るはずです。

こうして紐解いていくと、この世界は本当に奥が広いと思います・・・。
CQBは本当に覚える事が多いので、それだけが専門の部隊が多く存在するのもうなずけますね。
Posted by やっしーやっしー at 2009年07月02日 23:07
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